ドル円はトップフォーメーション?

昨日は、様々なことが一度に起き、混乱した一日だった。多くの人が「どうしてドル円はげらくしたのか?」この話題で持ちきりであった。

ドル円は122円台前半には、本邦機関投資家等からかなりビッドがあったはずだが、簡単に飲み込まれてしまった。一説には、サウジ等の産油国が投資資金を引き上げているために、その解消売が出たとの話もあった。

何とも結論は出し難いが、昨日の動きで、「ドル円は押し目買いしていればOK」という雰囲気はなくなったのは事実だ。本邦からの大量のビッドも、一度大きな海外投資家が動くと、あっという間に飲み込まれてしまうことも、よくわかったに違いない。油断していると、今年8月の円急騰のような事態が起きかねないのだ。

また、一部の方々が、来年以降公社債の利益に対して20%の税金がかかるようになり、それを避けるために利益確定売りが出ていると指摘している。確認はできないが、事実であれば、強烈な円高要因だ。この点も要注意だ。