2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ドル高是正合意を前提としたポジションテイクを

イエレン議長の、衝撃的とも言える超ハト派的なコメントから、G20ではドル高是正合意があり、他のFOMC委員達が何を言おうと、当面マーケットが十分な落ち着きを見せるまでFRBは利上げすることはない。ドル安を前提としたかりそめのリスクオンマーケットが今…

ドル高是正合意を前提としたポジションテイクを

イエレン議長の、衝撃的とも言える超ハト派的なコメントから、G20ではドル高是正合意があり、他のFOMC委員達が何を言おうと、当面マーケットが十分な落ち着きを見せるまでFRBは利上げすることはない。ドル安を前提としたかりそめのリスクオンマーケットが今…

超Dovishだったイエレン議長

注目のイエレン議長の講演内容は、先のFOMC以上に超Dovishな内容。ブラート総裁を始めとした各連銀総裁とは、180度方向性が違っており、議長の方針が決定的な以上、米金融政策の方向性は、目先利上げの可能性、ほぼゼロとなった。こうなると、ドル安、リスク…

ドル円堅調

今週月曜日は春分の日振替休日で、日本は休場。そのタイミングでドル円の安値を狙うのではないかといった思惑や、昨日のテロ事件でリスクオフからくる円買い期待があり、ドル円のショートが積み上がっていたのでしょう。NY後場に112円台に乗せたあと、112円…

連続テロがブリュッセルを襲う

イースター前の静かなマーケットだったが、テロ事件の影響で大きく動いた。株が下落し、円が買われ、豪ドルは売られ(リスクオフ)、Brexitの可能性が高まるとの判断から、GBPが売られた。しかし、パリのテロ事件の時もそうだが、テロ事件の影響は長続きしし…

復活祭前、静かなマーケットとなりそう

今週末は復活祭、1年のうちでも、年末ほどではないが、流動性がかなり枯渇する時。先週のFOMC以来、リスクオン+ドル安という相場展開だが、ここから積極的に次の展開に持って行こうという意欲に欠ける雰囲気。週末が近づけば近づくほど動かなくなるので、何…

ドットの低下は実質的な金融緩和

FOMCにおいて、各委員の予想する2016年末の政策金利が0.75-1.00%と、年2回の利上げとなりドル全面安となった。昨年12月のドットチャートは年4回を示していた。ただ、これはFOMC委員の予想がマーケット予想に近づいただけだ。マーケットは年1.2回ともっと低い…

日銀政策変更せず

MRFがマイナス金利適用を外れた以外は、政策変更なし。一部に追加緩和期待(特にトレーダー)があったので、その分、円高方向へ動くが、レンジを大きく離れることはないというのが一般的な見立て。しかし、日本の政策期待もあって、このところマーケットが安…

ECBを受けてリスクオンだが、振れやすいマーケット

ECBの包括的緩和パッケージは、クレジットや金利専門家は高く評価しているようだ。出来る限りのことはやった感じがある。しかし、為替マーケットは先を見るので、先の包括パッケージで、当面ECB金融緩和は見込めない。もしかしたら、今年はもう政策変更ない…

ECB,BOJ,そしてFOMC

今週から来週にかけて中央銀行による大きな政策判断が発表される予定となっている。まず、今週木曜日にはECB理事会だが、金融緩和に踏み切ることは織り込まれており、市場にサプライズを与えるのはかなり難しい。マイナス金利幅を拡大した場合は、銀行への配…

注目は、明日の雇用統計ではなく、3月15日の日銀。

昨日の海外市場では、114.50円以上に一時ドル円は達したが、円買い戻しに113円台前半へと軟化した。本日の東京市場は、下値を試すかと思いきや、114.25円以上へと押し戻した。下げもキツイし、上げも強い。どちらが本トレンドか判り難い状況である。海外時間…

突如やってきたリスクオン、どこまで続くか

昨日、東京早朝に112円台前半をつけたあと、突然リスクオンの世界が始まった。これは、予め予定されていたことなのか、それとも偶発的な動きなのだろうか。ただ、多くのプレーヤーが考えがちなことは、このままの状態の株価、ドル円レートでは、当然3月末の…