2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

日銀政策変更なし

注目の日銀は、あっさりと政策変更なし。FOMCが年内利上げを強く示唆したことや、鉱工業生産の数字が良かったこともなり、日銀は現状維持を決めた。瞬間ドル円は120.29円まで下落したが、待ち構えていた機関投資家の買いに121円台半ば近辺まで反発した。しか…

予想以上にタカ派的だったFOMC声明

本日早朝に発表されたFOMC声明文は予想以上にタカ派的だったが、これをどう解釈すれば良いだろうか。前回、海外経済に配慮したことがあまりにも評判が悪かったのだろう。アメリカはNo.1の国であり、他国経済の動向に振り回されてはならないのだ。その決意表…

FOMC待ち

基本的にマーケットは小動き。FOMC待ちである。利上げに更に近づいた的な表現にはなるだろうが、12月利上げを明示出来るかというと、恐らくそれは出来ない。12月利上げに明確に反対している委員が少なくとも3名いるので、玉虫色的な声明文にならざるをえない…

ほとんど可能性のない、日銀追加緩和を待つ

先週金曜日の米雇用統計は非常に悪い内容であったが、市場全体既にリスクオフ局面が終わりつつあるという認識なのであろう。売り方の買い戻しがまさり、株もドル円も大きくリバウンドして終わった。しかし、これが新たな上昇相場につながるかといえば、それ…

ほぼ予想通りだった日銀短観

今回の日銀短観は、大手企業が中国の景気減速によりどの程度影響を受けているのかを図る意味で重要であったが、ほぼ予想通りの数字でインパクトに欠けた。しかし、先行きの数字は前回6月に比べ着実に悪化しており、景気の先行きに暗雲が立ち込めているのは事…