中国経済指標悪化でリスクオフとなったが。。。

9月中国Caixin製造業景気指数は予想(47.5)を下回る47.0,失望から豪ドル円等が売られた。中国経済鈍化は一朝一夕には解決しない。経済指標は更に悪化していくであろう。しかしながら、円クロスは昨日のVWショック等もあり、かなり売り込まれており、ここは一旦の利食い場となるのではないだろうか。

戻ったところでリスクオフポジションを仕込み直すというのが良いように見える。

明日、シルバーウィーク開けの本邦勢が戻ってくる。安倍政権も、安保関連法案が国会を通過し、支持率回復のためにも、今度は経済問題に取り組んでくるだろう。9月決算も近い。その意味では、現状レベルから更に円高が進むというのは少し無理があるように見える。

明日の本邦勢の動きに注目したい。万が一の予感ではあるが、ドル円、日経を買い上げて、かなり高い所に持っていく可能性もあるのではないかと思われる。それだけ9末は重要であるし、リスクオフゲームをもう一度したいなら、来月に入ってからの方がすっきり行くような気がする。