ドル円相場
三角保ち合いの下限ですが、109.30円辺りにあることが分かりました。結構上がっていますね。
今日はPCEで下振れて、ISMは不明という予定です。今日中にこの保ち合い下限を試しそうですね。
FOMCの声明文待ち
昨日のユーロドルは1.1712まで上昇、その後は調整局面となっている。
死んだと思われたオバマケア見直し法案の審議開始が決まり、米長期金利が上昇した。
ただ、法案をどの様に見直すかについては合意はなく、上院を通過するかどうかは依然として不透明だ。
脳腫瘍の血栓除去手術で静養していたマケイン上院議員が駆けつけたことで、法案の審議が始まることになったが、マケイン氏自身は「このままの法案では、私は反対する」と言っている。
目先は、FOMCの声明文の内容がどうなるかだ。
バランスシート縮小に向けて、どの程度踏み込んで来るかだが、先行きの金利がそれほど上がりそうもないニュアンスがあれば、ドルはそれほど上昇できない。
何はともあれ、FOMC声明文に注目したい。
ロンドン、NY休場。火曜日以降のマーケットを先取りか
本日は、ロンドン、NY市場とも休場。
恐らくあまり動意のないマーケットになると思われるが、
先週金曜日のマーケットは、
よって、休場とは言え、
ユーロドルが下げ切らなければ、また買いが入ってきそうだし、
特に、コニー前FBI長官の議会証言が30日以降、
爆弾発言があれば、相場は荒れる。そうであるならば、
欧州初の長期金利上昇が米長期金利にも波及し
欧州初の長期金利上昇が米長期金利にも波及し、超金利がゼロに固定化されている円は独歩安の展開となった。
日銀政策が実質的に引き締め的、隠れたテーパリングとの見方から円高トライとなったが、本邦機関投資家の買いに阻まれたことや、本当に米金利上昇が始まったことで、雰囲気が変わってきた。
米金利上昇でドル円が上がるというのが、最もヘルシーな形。ここは、トレンドに逆らわず、素直に順張りに付いて行きたい。本日米GDPの発表があるが、GSは2.9%と予想しており、市場予想よりも良好な数字が出る可能性も低くはない。また、たとえ悪い数字でも、来週のFOMCでは、12月利上げを声明文中に言及する可能性もある。
ドル円上昇の可能性も高いが、もう一つ、ユーロ円上昇もかなりポテンシャルがありそう。独金利の上昇が何故起こっているのか、分からない部分もあるが、ECBの政策の変更を暗示しているのであれば、ユーロ円の上サイドは有望だ。