人民元安値更新

オフショア人民元(CNH)の軟化が止まらない。
先日、当局者が「人民元の安定に務める」と発言し、
少し人民元が下げ止まったと思ったばかりの ところだが、
本日対ドル6.80に達した。

こうなると、ユーロ・ドルに 大きく影響する。
ユーロ・ドルは人民元バスケットの
大きな構成要素だからだ。
人民元が軟化するとユーロ・ドルも軟化する。
また、豪ドルも本日は好調な新規雇用の
数字を受けて0.7440前後まで上昇したのだが、
人民元の軟化をみてあっという間に値を崩した。

最近では、ドル円人民元の影響を受ける、
人民元下落を見て、反落しようとしていた ドル円も下げ止まった。
中国当局の暗躍で、ドル全面高だ。
10%の関税も、既に2%関税になってしまっている。

ドルが強い

ドル円が113円台に乗せてきた。
113円台半ばは何度か天井となったところなので、
いったんの利食い売り等は当然でてくるところ。
しかし、押し目がしっかりとサポートされるようになった。誰が相場を支えているのかよく見えないが、
しっかりしている。

ユーロ・ドルは一目均衡表の雲がのしかかってきた。
簡単には底入れ、上昇とは行かないだろう。むしろ、1.17台ではショートすべきだった。反省。

メイ政権も、ポンドドルも正念場を迎えている。
このピンチをしのげれば、
大きく反発する余地が残っているが、
意味不明な欧州との自由貿易圏設定は自殺行為だ。
ブレクジット支持の議員は仰天だろう。
政局を注意深く見ておきたい。
大きく動く可能性がある。

FOMC待ち

FOMC待ちのマーケット。少しドルはビッドかなという感じ。

本日のFOMCでは、0.25%の利上げはほぼ織り込み済み。
声明文の内容は、経済の現状を反映し少し強めながらも、
利上げを急ぐ印象は与えないだろう。
ただし、ドットチャートは少し上方シフトしそう。

FOMC後はパウエル議長の会見内容しだいかもしれない。
少しハト派的になる可能性があるので注意だろうか。
それでもドルは強そうに見える。

欧州の状況も一服、ユーロは調整局面入りか

欧州の状況も一服といったところか。
1.1500前後でユーロドルは明確に底打ちした感じがある。
高値1.2555前後から考えると、1000ポイント以上下落した。
その意味では、38.2%戻しでも1.1909、
あと200ポイントぐらいは余地があると考えても良いかもしれない。

月末のリバランスはユーロ買いとの噂もある。
この買い戻しの波に乗ってもよいかもしれない。
ドル円はユーロ円の影響をうけるので、素直に下がらないだろう。

イタリア大混乱だが、少しやりすぎか

昨日はイタリア国債が暴落し、
極端なリスクオフの展開となった。
しかし、イタリアの困難は今に始まったことではない。
再選挙になり、ポピュリストがより支持を伸ばして政権を樹立、
バラマキ的政策を増やし、
実質的にユーロから離脱しなければならなくなるという
展開を先読みしたのだろうが、先走りし過ぎている感じもする。

金利も2.76%前後まで低下したが、ストップ・ロスが
相当出たのであろう。少しパニックであった。
短期的には、少しリバウンドする展開を予想したい。

急速なユーロドル買い戻し

ユーロドルが急速に買い戻されている。
テクニカル的にはいったん底を付けても良いタイミングだった。
しかし、急激な買い戻しには少し違和感がある。材料的にはドル買いしかない。

しかし、迷ったときは相場の流れに逆らってはだめだろう。
流れの反対方向にいるのは勇気がいる。

ユーロドル売り材料しかないように見えるので、
ユーロが買い戻されたとしても、どこまであがるのか、いま一つわからない。
しかし、一月ほど、ドル買い相場が続いた。
少し利食い売りが入ってもおかしくはないだろう。

貿易戦争は終わったのか?

あまりにもあっけない幕引き。
2回目の米中通商協議において米中両国は
貿易戦争に踏み切らない意向を表明して終了した。
互いに関税を引き上げる、激しい応酬があったが、
終わってみると「茶番だったのか?」と思わざるを得ない、
納得の行かない幕切れであった。

しかしながら、トランプ氏のやり方は全て同じだ。
驚くほど厳しい「口撃」をするのだが、
適度なところで妥協する。
ビジネスの世界では通用したかも知れないが、
国際政治の場ではどの程度長続きするだろうか、
疑問だ。

もう手の内はわかった。貿易戦争は起こらない。
そうであるならば、米高金利を評価してドル買いということになる。
押し目を待ってドルを買いたい。