2018-07-31 日銀待ち 最近、日本の金融政策が話題になることはなかったが、日銀が積極的に新聞社等にリークしたことで、明日の日銀政策決定会合が大きな焦点になっている。ETF部分はあまり影響はないが、問題はイールドカーブ・コントロールの枠組みを変えた場合。変動幅を少し広めにするか、上方シフトさせるか、それとも10月に引き伸ばすか、対応次第である程度のマーケットインパクトが考えられる。大方の市場参加者は、明日変更となると拙速すぎと感じられるので、おそらく10月だろうという事になっているが、10月に上手く円安になっているとも限らない。今以上に円高レベルであれば政策は封印される。その意味では、今はチャンスだろう。実質的に引き締めになるが、政策転換の意図はないと、黒田総裁は説明することになるだろうが、市場がそのまますんなりと言うことを聞くかどうかはわからない。明日は面白い展開になりそうだ。