ニュージーランドで新政権が誕生

NZファースト党は労働党緑の党との連立政権を選び、これまで政権を担っていた国民党が野党になることになった。

移民問題や不動産高騰の問題に対処することになり、チャイナマネーのニュージーランドへの流入はストップする可能性がある。
また、NZ中銀はインフレターゲットを導入しているが、労働党やNZファースト党は、それに加えて、雇用の最大化も中銀目標に加えるべきと主張している。

大きな変化となるため、目先NZDは軟化することが予想される。

半期末

日本企業にとっては、本日は上半期が終わる日。

多くの投資家にとっては10時の仲値が重要で、その後は輸出企業の売りが散見されたのみだったようだ。

金利の上昇ほどドルは上昇してないが、トランプ減税策の実現性はともかく、イエレン議長がタカ派化しているのは、これまでと大きな違い。
12月利上げ、その後2018年3回の利上げを展望し、目先はドル堅調か。

ドル円はなかなか113円台を定着できないが、近いうちに113,114円と上昇していくと想定したい。

いったん落ち着きたいタイミング

週末、北朝鮮からの挑発行為はなく、ならば「円売りドル買い」とドル買いが進んだが、ちょっと単純すぎないだろうか。
円安もある程度進み、ユーロ高、ポンド高もいったん収まりそう。
少し落ち着きたいタイミングである。

独選挙の結果は、ほぼ事前の予想通りに終わった。
CDUが議席を落としているのは事実だが、右翼政党が票を伸ばしたと言っても、政権を取るほどに成長することはないだろう。

様々なイベントが終わったことは確かである。
一つひとつのイベントの意味をよく考えて、ポジションを仕切り直ししたいところだ。

予想通りバランシーと縮小に踏み出したFRB

昨日行われたFOMCは、特に波乱なく、課題であったバランスシート調整へと踏み出した。

12月利上げを予想する委員が16名中11人もいたことで、12月利上げが既定コースと受け止められた。
それまで市場はどちらかと言えば12月利上げなしとの見方が主流だったため、市場は修正を迫られた格好となった。

経済状況の割にはインフレ率が低いということが、どの国においても問題であり、インフレ率が低いなら利上げしなくてもよいではないかというのが、マーケットのコンセンサスになっていたが、12月利上げをスケジュールに乗せなければならなくなった。

その意味では、ドル円は堅調相場となりそうだ。
選挙もある。クロス円も堅調だろう。

予想通りバランシーと縮小に踏み出したFRB

昨日行われたFOMCは、特に波乱なく、課題であったバランスシート調整へと踏み出した。

12月利上げを予想する委員が16名中11人もいたことで、12月利上げが既定コースと受け止められた。
それまで市場はどちらかと言えば12月利上げなしとの見方が主流だったため、市場は修正を迫られた格好となった。

経済状況の割にはインフレ率が低いということが、どの国においても問題であり、インフレ率が低いなら利上げしなくてもよいではないかというのが、マーケットのコンセンサスになっていたが、12月利上げをスケジュールに乗せなければならなくなった。

その意味では、ドル円は堅調相場となりそうだ。
選挙もある。クロス円も堅調だろう。

米金利はまだ上昇するのか?

 

ドル円が107.33円から110.29円へと、3円近く上昇した。
理由は様々だが、米長期金利が2.00%目前から切り替えした事が大きい。
どうしてこれほど米金利は乱高下したのか。

北朝鮮建国記念日に挑発行動を取るとの懸念もあったし、ハリケーン「イルマ」の影響もあっただろう。
しかし、これほどヘッジが進んでいたとは想像もしなかった。

ドル円はファンダメンタルズの理由を並べると円高方向の材料が多い。
しかし、新安値をつけての急騰は、底入れのシグナルになるケースも多い。
ここは、はっきりと米経済にインフレがないことを示す指標が連続して出てこないと、ドル円を売るのは難しくなってきたかもしれない。

ようやく割り込んだ108円

「忖度」の買いと言われていたが、108円をようやく割り込んできた。

相当時間がかかったが、割れた以上は円高方向を試しに行くだろう。
107.50円以下にも大きめのストップ・ロスがあるという。

北朝鮮問題が直接の原因とは言い切れないが、やはり9月9日を前にしてドルロングを持って週を越すのは難しい。
攻めるなら、今日だろう。
NY時間にどこまで円高が進むか、見たい。

一方、週末何も起こらなかった場合、ちょっとショートカバーがあるかもしれない。
その意味では、ショートの利食いも忘れてはならないだろう。