ドル円予想

月曜日にGDPが発表されます。

恐らくドル買いになり戻りを試すと思われます。これが今週のドル円の戻り高値になりそうです。

既に三角下限を破れて越週しているので、明日の戻りが三角下限がレジスタンスになるか注目です。ちなみに月曜日は109.50付近に位置します。

マティス国防長官の発言も変化

加熱する北朝鮮情勢。

これまでトランプ大統領が過激な発言を行っても、周囲(ティラーソン国務長官マティス国防長官)は冷静な発言に終止してたが、マティス国防長官の発言は明らかに変化している。

マティス米国防長官は、北朝鮮がグアム攻撃の用意があると表明したことを受けて、9日、北朝鮮に関する声明を発表、
「体制の崩壊や国民の破滅につながるような行動を考えるべきではない」と警告、
米国と同盟国は「世界で最も精密で、強力な防衛力と攻撃力を持っている」
北朝鮮が何をしても米国にはかなわず、軍拡競争や軍事紛争にも勝てないだろう」とけん制した。

北朝鮮はグアム攻撃計画を8月半ばまでに用意すると発言。
計画が発表されると、一段とリスクオフが進むだろう。
また、米側も反応せざるをえない。
もうすでに、チキンレースはヒートアップしすぎて、もう戻れない地点を通過しているのかもしれない。
ドル円ショートを維持したい。

ユーロドル予想

まだユーロロングの手仕舞いにはなりにくいようです。資本家筋が資金を動かしているとみられ、ユーロドルの深い押しは当面期待できないとみています。

今週は1.1720-1.1870でドル円同様狭いレンジでの取引となりそうです。

雇用統計をひかえて

本日最大の焦点は米雇用統計。新規雇用18万人、失業率4.3%が予想されている。

だが、市場は「雇用の数字が良いのに、なぜインフレにならない」にフォーカスしているので、平均時給の方が重要かもしれない。
インパクトはかつてほどではなく、限定的だろう。

ドル安トレンドであり、ドルを売ろうと思っている人が多い。
よって少々数字が良くてもドルは売られやすいとも言える。
相当良い数字でもない限り、ドル売りだろう。
特に対ユーロでのドル下落は、逆らい難い。
ドルの売り場探しか。

ドル円予想

注目されているのは時間当たり賃金の伸び率で今回は2.4%の予想です。もっともインフレ率が2%に行くには伸び率が3%以上必要です。

ということで2%台後半にならないと積極的なドル買いにならないとみられます。