6-7月利上げは、ほぼ決定的か

先週金曜日、イエレン議長は、向こう数ヶ月のうちに利上げがありうると発言、市場は他のFOMC委員同様に、イエレン議長も早期利上げ派になったとしてドル買いに動いた。 米為替政策を材料に円高方向を攻めたが、時間切れ、むしろ米利上げが目前に迫っているため、ドル円はサポートされそうだ。

米利上げ以外にも、消費増税先送りも円売りの材料となる。株価にポジティブなので、ドル円にもポジティブという考え方もできるが、今回のように安易に先延ばし出来るとすれば、一体いつになったら日本の財政は健全化出来るのか、それとももう借金を返すつもりがないのか、世界中から疑問を持たれることになるだろう。

この二つの強力な買い材料が出てきた以上、ドル円の押し目は買いだろう。