麻生
財務相とルー米財務長官の会談では、先のG20声明を踏襲することで合意したものの、特別日本サイドに配慮したような内容はなかった。ラガルド
IMF専務理事は、日本の報道ではあたかも「介入容認」に聞こえるような報道だったが、正確には介入には厳格な制限があると、実質的には介入は難しいと取れるような発言内容であった。
こうした、発言を意図的に日本サイドにすこし有利なように報道する日本の報道機関の姿勢は如何なものであろうか?
麻生ルー会談を懸念してのショートカバーが終わると、ドル円はズルズル値を下げている。介入懸念が一気に吹き飛んだようだ。
ドル円は再びダウンサイドを探る動きになりそうだ。