FOMCに注目だが

本日、28時発表のFOMCが注目。政策金利等の変更はないが、どの程度、海外要因に言及するかがポイントだが、FOMCの結果だけでも動けないのが現在の相場。やはり、金曜日の日銀政策決定会合を待たなければならないだろう。

本日、伊藤元重教授(経済財政諮問会議、民間議員)が1ドル100円程度の円高は許容しなければならないという発言を行った。理由としては「日本経済全体としてみると購買力が上がっていく」「企業の海外投資を促す」等の発言を行ったが、アベノミクス旗振り役の一人が、このような発言をすること自体、異例。政府内部でも意見が割れている様子が伺われる。

金曜日の日銀において、どのような決定が下されるか、そこが決定的に重要だが、極端な政策が打ち出されないかぎり、現在の政策の延長線上では、いずれ円高は避けられない様に見える。