FOMC議事録は無風、来週は感謝祭

FOMC議事録は、とりわけ特別視すべき内容はなかった。発表直後はもみ合い状況だったが、ユーロドルでは次第に買戻し優勢となり、本日のアジア時間には1.07台を超える取引となった。1.06前後から下には大きなバリアが点在し、バニラオプションも1.06-1.07の間には満期を迎える大きなものが控え、一筋縄にはいかない状況となってきた。

来週は感謝祭の週であり、マーケットはかなり薄くなることが予想される。11月決算のファンド等も利食いに動きやすい。ユーロドルショートもそろそろいったん手仕舞いか。

ただし、感謝祭の直ぐ後に、ECB理事会が控えている。この理事会は、間違いなく、ユーロショートで臨むべき理事会となるはずであり、感謝祭前のポジション調整は、同時にユーロドルの売り場となるだろう。