米長期金利が上昇し、ドル高に

先週の米CPIで金利上昇懸念が
一息ついたかにみえた米金利だが、
10年金利は本日再び3%台に乗せてきた。
ドル円も110円近辺に張り付いている。

ドル円は、貿易問題や中東問題等を
懸念してドルベアが多いが、
金利上昇の現実の前にジリジリと
下値を切り上げている。

欧州の景気も軟化傾向にあり、
英国、豪、NZも軒並みやや見方が下がっている。
こうした中、唯一金利を引き上げられる
米国の状況は抜きん出ている。

110円はさすがに輸出からの売りが多いので
抵抗するだろうが、
何時かは112円方向に向かうのではないだろうか。