ユーロドル下落が続く

武田製薬とシャイアーM&Aばかりが注目を浴びているが、この材料で儲けるのは難しい。
そもそも、いつ為替のフローが出てくるのか、さっぱりわからないからだ。
市場の噂では、既に大半が出切っているとの話だが、人によってはこれからだという人もいる。

そうした中、ユーロドルが安値を更新してきた。昨日発表となった、ドイツ3月製造業新規受注は予想外のマイナス0.9%となった(市場予想+0.5%)。
特に海外からの受注が減少したとのことだが、米経済も中国経済も、特に悪いようには見えない。
唯一納得できる理由を見つけ出すとすれば、独企業の競争力が低下し、市場シェアを失っているという仮定だ。

もしそうであれば、簡単に独・欧州経済は復活しない。
ドル上昇トレンドは意外に長続きするかも知れない。