米金利はまだ上昇するのか?

 

ドル円が107.33円から110.29円へと、3円近く上昇した。
理由は様々だが、米長期金利が2.00%目前から切り替えした事が大きい。
どうしてこれほど米金利は乱高下したのか。

北朝鮮建国記念日に挑発行動を取るとの懸念もあったし、ハリケーン「イルマ」の影響もあっただろう。
しかし、これほどヘッジが進んでいたとは想像もしなかった。

ドル円はファンダメンタルズの理由を並べると円高方向の材料が多い。
しかし、新安値をつけての急騰は、底入れのシグナルになるケースも多い。
ここは、はっきりと米経済にインフレがないことを示す指標が連続して出てこないと、ドル円を売るのは難しくなってきたかもしれない。