FOMCの声明文待ち

昨日のユーロドルは1.1712まで上昇、その後は調整局面となっている。

死んだと思われたオバマケア見直し法案の審議開始が決まり、米長期金利が上昇した。
ただ、法案をどの様に見直すかについては合意はなく、上院を通過するかどうかは依然として不透明だ。

脳腫瘍の血栓除去手術で静養していたマケイン上院議員が駆けつけたことで、法案の審議が始まることになったが、マケイン氏自身は「このままの法案では、私は反対する」と言っている。

目先は、FOMCの声明文の内容がどうなるかだ。
バランスシート縮小に向けて、どの程度踏み込んで来るかだが、先行きの金利がそれほど上がりそうもないニュアンスがあれば、ドルはそれほど上昇できない。
何はともあれ、FOMC声明文に注目したい。