任天堂終了、日経も天井近いか

任天堂終了、日経も天井近いか


任天堂の株価が急落した。ポケモンGOが好調とはいえ、任天堂の業績への影響には限りがあると発表したためだ。制作会社ナイアンティック、任天堂32%出資の株式会社ポケモン、そして任天堂の関係を考えると、いくらポケモンGOが世界中で好調でも、業績へのインパクトには限界があることは、事前にわかっていたはずだ。

それでも上値を買いたくなるのがバブルなのだが、今回は3万円前後で任天堂株を買った人たちがゴッソリと取り残された。もはや、買値で売ることは、全く無いとは言えないが(新しいソフトがヒットする可能性もある)、ほぼ無理だろう。

結果、任天堂株は2万円を下回ることになり、ものすごい活況だった割には、損失だけが残ってしまうことになるだろう。そうなると、何か他の株で損をうめなければならない人が出てくる。日経にも悪影響だ。

あまりにも過剰なものをドル円も、日経も織り込んでしまった。やっぱり、日銀、そして政府経済対策発表後は、ドル円も日経も落ちるのではないだろうか。