落ち着きを取り戻しつつあるマーケット
落ち着きを取り戻しつつあるマーケット
BREXITから3日目となり、漸く市場は落ち着きを取り戻そうとしている。本日の日本株に買いが戻ってきたが、欧州株も堅調である。いったん利食いであろうか。
今回は各市場の動乱が大きくクローズアップされたが、ただ誰の心にも引っかかることだが、英国が欧州連合から離脱することが、本当にグローバルな金融動乱を起こすほどの出来事なのだろうか?
GBPが調整しなければならないのは理解できる。ドル円も、時と場合によって円高にシフトすることはあるだろう。しかし、FTSEの下落はそれほどでもない。年初2月の新興国ショックの時の方が低かったぐらいだ。むしろ、イタリアやスペインをはじめとした欧州株の方が落ちている。
今しばらく、市場全体を観察した方がよさそうだ。ダウ平均はチャート的には悪い形をしてなくもないが、
為替市場の問題は、24日の動きがあまりにもすごかったので、チャートポイントが上下あまり見当たらないことだ。懐深いトレーディングをしたい。