「残留」派勝利を折り込みに行くマーケット。

残留」派勝利を折り込みに行くマーケット。


ジョー・コックス議員殺害事件より、世論が「残留」支持に動いており、市場は一気にGBP買い戻しとなっている。「賭け屋」のオッズは、もっとはっきりしており、ほぼ「残留」確定と言った感じだ。

残留の場合、EURGBPはおそらく0.73から、0.70方向であり、GBPJPYは160円以上となるのが、コンセンサスだ。逆に離脱となれば、それぞれ0.85、130円である。あまりにも極端な開きだ。

この動きに乗っかるのか、それとも静観するのか、判断は難しいところだ。良く動くが、ヘッドラインリスクが高すぎる。また、いつ世論が離脱方向に動くとも限らない。今週は、どうしても様子見になってしまうのだろうか。