酷い米雇用統計、今晩の議長発言を待つ

米雇用統計の内容はひどい内容。これが今回一回限りのものか、それとも重要な岐路に立っているのか、見極めたいところ。今晩のイエレン議長は、その答えに対して、何らかのヒントを与えるだろうが、つい最近講演したばかりなので、内容を極端に変えることはできないはず。よって、金曜日の数字を加味して、少しハト派的かも知れないが、大きく中身を変えることはないだろう。

ただ、様々なリスクが散在するなかで、ショートカバー以外で思い切ってドルを買う理由もなくなってきた用に感じる。すくなくとも、今月23日のBREXIT国民投票、来月8日の雇用統計の数字を見るまでは、ドル弱気の姿勢にならざるをえない。

特に、最近の英世論調査は、BREXITに傾きつつある。かなり現実的になりつつある。トレーダーとしてはチャンス。