膠着状態が続きそう

週末に仙台でのG7 財務相会合、来週は伊勢志摩サミットと、大きなイベントを控えている関係もあるのか、動き難いマーケットになっている。ドル円は先週末、強い米小売、消費者信頼感指数に109.50円前後のレジスタンスを試したが失敗、結局上値の重さを確認したことになったが、下は下で、叩く人がいない。

ファンダメンタルズ的に最も明快なのは、現時点では豪ドルの売りかも知れないが、利下げ局面が続くとはいえ、マーケット的には次の利下げは11月であり、ちょっと目先材料にはなり難い。

今年前半は、劇的に円高が進み、非常にわかりやすい局面だった。簡単な相場の後は、難しい相場が来る。向こう数ヶ月は難しい相場を覚悟したほうが良いのかもしれない。