混迷化する中、売りやすくなった豪ドル

為替市場はよくわからない、混迷状況となっている。ドル円も、GW中の下攻めに失敗し109.40円前後までショートカバーしたが、上は上でやはり重い。ユーロドルは上に行きたいのか、下に行きたいのか、さっぱりわからない。

こうした中、豪ドルはCPIがマイナスに転落したことをきっかけに、利下げ観測が急速に台頭、先日の0.25%利下げのみならず、今後もさらに利下げするとの見通しから、豪ドル安期待が強まっている。

豪ドルは、どこまで下げ余地があるのか? それはRBAがどこまで利下げすることが出来るのか?ということと同義かもしれないが、あと3回利下げして1.0%まで政策金利が下がるとすれば、豪ドルは今よりもかなり下に下がることになるだろう。

スピード調整を経て、0.68台再挑戦と見たい。