超Dovishだったイエレン議長

注目のイエレン議長の講演内容は、先のFOMC以上に超Dovishな内容。ブラート総裁を始めとした各連銀総裁とは、180度方向性が違っており、議長の方針が決定的な以上、米金融政策の方向性は、目先利上げの可能性、ほぼゼロとなった。

こうなると、ドル安、リスクオンのパターンだ。世界中の株価にはポジティブ、そして豪ドル等は恩恵をうけるだろうが、ドル円は下がるので、日経は苦しい。先のG20の決定は、日本には少しきつい。

ドル円は、米経済指標が良かった時など、ドルが上がったところは、売りとなるだろう。落ちたところは、豪ドル等も買って行きたい。ユーロドルも、底入れシナリオが現実化してきた。