連続テロがブリュッセルを襲う

イースター前の静かなマーケットだったが、テロ事件の影響で大きく動いた。株が下落し、円が買われ、豪ドルは売られ(リスクオフ)、Brexitの可能性が高まるとの判断から、GBPが売られた。

しかし、パリのテロ事件の時もそうだが、テロ事件の影響は長続きししない。すぐに、反動の動きが出てくる可能性がある。その辺り、注意だろう。

今回のテロ事件は、金曜日にパリテロ事件の首謀者が逮捕されたことと関係あるだろう。逮捕から、僅かの時間で、これほど大規模なテロを実行できたとなると、テロ実行側も相当の資金力、実行力を持つ。欧州の政局に及ぼす影響は大きそうだ。

次のテロが万が一起こった時に、備えられるように、円を買う動きがまだ続くと見たい。