ドル円は、どこまで下がる?

クリントン民主党大統領候補が、「中国と日本は為替操作国」と発言してます。サンダース氏も、トランプ氏も同様な発言をしてます。誰が大統領になったとしても、日本は厳しい立場に置かれることが決定的になってます。先日、米財務相当局者は通貨安誘導に強い警鐘をならしました。

世界的に、どの国も余裕がなくなってます。これまで金融緩和という手法を使い、通貨安誘導してきましたが、それが壁にぶちあたったことが明白になりつつあります。

株は既にバズーカ2発表前のレベルに達しているのであれば、ドル円も100-105円に戻るのが自然ではないだろうか。しかし、日本は国中上げてアベノミクスポジションを取っているので(要は円ショート株ロング)、円高は受け入れられない。しかし、介入は釘を刺されている。非常に困難な所にいます。

残念ならが、ここは運命を受け入れるしかないのではないでしょうか。100-105円への円高、日経はその時1万3千円台であれば御の字でしょう。