レンジ相場入り、一部にリスクオン回帰への期待。

レンジ相場入りが濃厚な値動き。本日早朝、堅調な米株価を受けてドル円、日経共に上昇したが、上値で根強い戻り売りに直面し、ロンドン入り口では113円台前半を試すことになった。しかしながら、リスクオン回帰への期待から押し目買い意欲も強く、現在114円台へと押し戻されている。

将来の景気後退への懸念から、リスクオフ的な動きは今後も訪れるのであろうが、短期的に揺り戻しを期待するマネーも入り始めているようだ。原油減産への合意はなかったが、取り敢えずこれ以上原油価格が下落しないような協力体制が取られつつある。同様な動きは、他の分野でも進むのだろう。

一方的な動きは今後修正され、レンジ相場となりそうだ。上値は売れるが、下は下で買いが入り始めてきた。短期的は方向感が読み難いので、多くのプレーヤーに取っては、休むも相場となりそうだ。