調整は終わったか?

東京時間は株価も強く、ドル円も114.87円と115円にあと一歩というところまで上昇。非常に強く感じられた。ところがロンドンが参入すると、音もなくあっさりと114円を割り込んで下げた。

このマーケットは、端っこで熱くなる。まるで子どものサッカーだ。玉(プライス)を追いかけることばかりしていると、なかなか得点を入れることが出来ない。いい場所で、球が来るのを待って、弾き飛ばすしかない。

115円を超えて行かないと、3月の決算が大変だとか、日経平均が1万7千円は越さないととか、都合のいい話ばかり聞こえてくるが、そのとおりにはならないだろう。114円台、いいところで売れたのなら、それをしばらくキープしたい。

ユーロドルは、昨日ドラギ総裁の緩和発言で売られたが、非常に違和感がある。そもそも3月に緩和することを大前提としてこのマーケットは動いていたのではないだろうか。単に、1.13台まで上昇し、ある程度ショートが切れたので落ちやすかったのだろう。しかし、1.1100前後から下に下がるかというと、それは簡単ではないだろう。押し目買いを狙いたい。