東京では、持ち上がるが。。。

このところ、東京時間ではドル円も株も少し反発するが、海外市場で容赦なく叩き落される転換が続いている。東京は東京で、アベノミクス応援団のような機関投資家個人投資家がせっせとサポートに回るようだが、単に売り場を作っているだけだ。

日銀も、本日また300億円以上買っているようだが、既にこのオペレーションは含み損を抱えているのではないだろうか。いかに国策と言えど、GPIFの上値買い同様、国民負担を軽視してないだろうか。

参議院選挙まで、何とか相場を維持したいという気持ちはわかるが、あまりにも度が過ぎると、アベノミクスの賞味期限だけでなく、安倍政権の賞味期限も早まってしまうのではないだろうか。

現在のマーケットは、日銀及びECBによる過度な金融緩和政策が限界に来ていることを示している。同時に、米金融政策が転換点に来ている可能性も孕んでいる。先行きは厳しい局面が待っていそうだ。ポジションとしては、115円割れを狙ってショートしかないだろう。