ECB待ち

ECBの決定を待つのみの日。市場のコンセンサスはデポレート-0.1(~0.15)%程度の下げ、QE拡大100~150億ユーロというところだろうか。ゴールドマン・サックスは本日市場の想定以上の金融緩和によりユーロドルは300ポイント下がると言っている。

しかし、こういう状況になると、例えば1.0550のバリアはあまりにも危険なので、発表前にトリガーさせることが多いのだが、見ているとトリガーさせられない。このバリアを持っている人が相当自身があるのか、それとも何か知っているのであろうか、疑念が湧いてくる。 昨日K=1.04のAXEが出ていた(特別安いオプション、下げ方向を狙う人は割安なので買うべきなのだが、そうしたオプションを買って上手く言ったことはない)ようだが、下サイドは十分に準備ができている感じもする。ゴールドマンの300ポイント下落予想は、ある意味なにか知っているからこそ、カモフラージュしているのか?という疑問も湧いてくる。

兎に角決定を待ちたい。今年1月ほどの確信は感じられない。注意したいところだ。