月末フローに注意。明日からヘッジファンドはNew Year

このところ膠着した市場が続いているが、老舗米系ファンドにとって実質的に年度末に当たる影響も大きいだろう。本日11月末日、実質的な2015年度最終日である。今年は多くのヘッジファンドにとって厳しい年だったので、この最終日に敢えて活発に売買する人も少ないだろう。

そうなると月末フローが気になるが、今月は大きな傾きがあるとは聞いていない。EURGBPに一部中銀筋から買いが入ったようだ。

明日から、12月、ファンドにとってもNew Year の始まりである。始めから飛ばしてくるとは思われないが、動くべき理由があれば、動いてくるだろう。ユーロドルは満期の近いオプションがたくさんあるため動きにくい面もあるが、12月3日に向けてそのうち始動するものと思われる。