ユーロドル、調整はまもなく終了か?

1.0688まで上昇したが、「ECBは次回の会合で銀行の預金に対する2段階の手数料課税か追加の債券買い入れについて議論するようだ」との報道があり、1.06割れまで真っ逆さま。基本的に感謝祭前なので、現状レベルから下を攻めることが出来るかどうか、難しい面もあるが、薄いからこそ下がる可能性もある。

そもそも、最近都合よくユーロを売りたくなるニュースがECB筋からもたらされるが、これは偶然なのだろうか。トレンドのあるマーケットでは、よくトレンドに沿ったニュースが頻発する。それこそ、そういったことも含めてトレンドなのだが、今回のECBに関しては、あまりにも都合よく、良いタイミングで出てくるなと感じるのは、私だけだろうか。ECBの涙ぐましい努力もあるのかもしれない。

すなわち、次のECBではマーケットが納得するような、大規模な追加緩和が決まる可能性が高い。レベルを気にせず、兎に角マーケットに入っていくしかないだろう。