本日米国休場、ドラギ発言に注意

本日、米国はベテランズデーで休場。ドラギECB総裁の発言が22時15分にあり、それが注目される。しかしながら、マーケットが極端に薄い中での講演なので、もしEURに関してポジティブな内容であれば、マズイのではないかとの懸念から、本日EURは買い戻し優勢となっている。

昨日は、1.07バリアをトリガーさせる動きとなったが、1.07以下にも1.03にかけて断続的に、それなりの規模のバリアが並ぶようだ。バリアから供給されるガンマがユーロを支えるため、昨日のように下を攻めては買い戻すという動きを繰り返すことになる。しかし、結局バリアは全てトリガーされることになるだろう。それが、バリアオプションの宿命のようなものだ。

よって、万が一、薄い中、ユーロが買い戻されるようなことがあれば、売り場となるだろう。ただ、予めポジションを落としておかないと売ることが出来ないので、そこは悩ましい所。