英中銀金融政策委員会に注目

ユーロドルは順調に下がってきている。下落がスタートした前回のECB時点の1.13前後から既に450ポイント前後下がってきている。1.08は5月7月8月と何度か止められた所。ここで、少しもみ合うのは仕方ないだろう。100ポイント前後のもみ合いを経て、最終的には下抜けするものと思われる。

金曜日には米雇用統計が発表となるが、市場予想は18.2万人と比較的冷静な数字。15万人以上であれば、米利上げ路線が頓挫することはないと思われ、結果的にドル高材料となるだろうが、イベント前のポジション調整は、当然ありうる。

英ポンドは、本日スーパーサースデーを迎える。これまでバラバラに発表されていた政策変更、議事録要旨、インフレレポートが同時に発表される。何を見て良いのか瞬時にはわからない。おそらく、やや強気な内容になりそうではあるが、カーニー英中銀総裁になってから英中銀の動きは分かり難い。

基本、ユーロドルもユーロポンドも戻り売り、ポンドドルは押し目買い、ドル円は押し目買いであろうが、雇用統計前のポジション調整もあり、もみ合いの一日となるか。