マーケット乱高下

昨日、日経平均は1300円以上急騰したが、本日は一時814円安、終値では470円安となった。一方ドル円は、NY株の下落を受けて120円を瞬間割り込んだが、本邦機関投資家からの買いが厚く、しかも山本幸三議員が日銀追加緩和を唱えたため、121.38円まで吹き飛んだ。

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市場の山本発言への反応は、どう見ても過剰反応であるが、今はどっちの方向に行くか心が定まらず右往左往している人が多いのかもしれないし、日銀追加緩和というニュースを見ると瞬時に買うプログラムになっているAIが爆発したのだろう。


我々は、こうしたAIの過剰反応を逆手に取ってトレードに活かしたいものである。


此処からの展開は、おそらくFOMCに向けて徐々に収束していくのではないだろうか。FOMCの結果を見なければ、122円以上も買えないし、119円以下を叩き売ることもできない。ただ、印象として、本邦機関投資家が買い方向にハッキリと回っている。今後も押し目があれば買ってくるだろう。


よって、FOMCまでは比較的底堅く推移し、FOMCの結果を見て動くのだろうが、機関投資家はその時の下落を待って買う準備があるように見える。底堅く展開を想定したい。