踏み込んだロックハート発言、米利上げは既定路線か


昨日は、RBA声明文変更から豪ドル買
戻しが進んだ。対ドルでは0.7428,対NZDで1.1308まで。今後もEURAUDショート等は魅力的なポジションだ。しかしながら、日本時間午前3時頃に発表されたロックハート・アトランタ連銀総裁発言にマーケットは一変した。

ロックハート総裁は「米経済は用意が整っており、変更するのに妥当な時期だ」「行動しないことのハードルは高い」とまで踏み込んでいる。総裁はFOMC内において中立からややハト派と見られており、ややハト派の理事まで利上げにかなり前向きとなると、9月にも利上げされる可能性はかなり高いと見た方が良さそうだ。


おそらく、本日のADP等、今後発表される米経済指標は弱いのかもしれない。それでも利上げの火を消さないために理事達は発言しているようにみえる。そうであれば、本日、仮に弱い数字が出て、ドルが落ちたところは買いということだろう。

ユーロドルは重要サポート1.08が迫ってきた。戻り売り、もしくは1.08割れで突っ込んでショートだろう。ドル円も黒田ラインに近づいているが、行ってみると以外にも簡単に上がってしまうかもしれない。