FOMC待ち

FOMCを前に調整相場が続くマーケット。昨日はコモディティ通貨(豪ドル、NZドル、カナダドル)が調整を迎えた。中国株下落を材料に突っ込んで売った人たちが調整に巻き込まれた。徐々に、こうした、突っ込んだ人負けのような、大きなマネーを動かすところが動かないので、短期トレーダーの椅子取りゲームのようなマーケットになるのだろう。すぐ利食いに行かないと、椅子が残ってない。。。

FOMCは、おそらくややDovishに感じる声明文となるだろう。前回6月に比べて、雇用以外はそれほど改善していないからだ。9月以降に利上げをするということがはっきりしないと、声明文にもそうしたことを示唆する内容を書けない。よって、発表直後は、おそらくドル売りの反応となるだろうが、ドル円などはやっぱり下は固いだろうから、買いのチャンスとなるだろう。

ユーロドルも1.11以上は戻り売りを狙いたい。明日の米GDPは比較的好調な数字が予想されている。