人民元安値更新
オフショア人民元(CNH)の軟化が止まらない。
先日、当局者が「人民元の安定に務める」と発言し、
少し人民元が下げ止まったと思ったばかりの ところだが、
本日対ドル6.80に達した。
こうなると、ユーロ・ドルに 大きく影響する。
ユーロ・ドルは人民元バスケットの
大きな構成要素だからだ。
人民元が軟化するとユーロ・ドルも軟化する。
また、豪ドルも本日は好調な新規雇用の
数字を受けて0.7440前後まで上昇したのだが、
人民元の軟化をみてあっという間に値を崩した。
最近では、ドル円も人民元の影響を受ける、
人民元下落を見て、反落しようとしていた ドル円も下げ止まった。
中国当局の暗躍で、ドル全面高だ。
10%の関税も、既に2%関税になってしまっている。
ドルが強い
ドル円が113円台に乗せてきた。
113円台半ばは何度か天井となったところなので、
いったんの利食い売り等は当然でてくるところ。
しかし、押し目がしっかりとサポートされるようになった。
しっかりしている。
ユーロ・ドルは一目均衡表の雲がのしかかってきた。
簡単には底入れ、上昇とは行かないだろう。むしろ、1.
メイ政権も、ポンドドルも正念場を迎えている。
このピンチをしのげれば、
大きく反発する余地が残っているが、
意味不明な欧州との自由貿易圏設定は自殺行為だ。
ブレクジット支持の議員は仰天だろう。
政局を注意深く見ておきたい。
大きく動く可能性がある。
欧州の状況も一服、ユーロは調整局面入りか
欧州の状況も一服といったところか。
1.1500前後でユーロドルは明確に底打ちした感じがある。
高値1.2555前後から考えると、
その意味では、38.2%戻しでも1.1909、
あと200ポイントぐらいは余地があると考えても良いかもしれな
月末のリバランスはユーロ買いとの噂もある。
この買い戻しの波に乗ってもよいかもしれない。
ドル円はユーロ円の影響をうけるので、素直に下がらないだろう。
急速なユーロドル買い戻し
ユーロドルが急速に買い戻されている。
テクニカル的にはいったん底を付けても良いタイミングだった。
しかし、急激な買い戻しには少し違和感がある。
しかし、迷ったときは相場の流れに逆らってはだめだろう。
流れの反対方向にいるのは勇気がいる。
ユーロドル売り材料しかないように見えるので、
ユーロが買い戻されたとしても、どこまであがるのか、
しかし、一月ほど、ドル買い相場が続いた。
少し利食い売りが入ってもおかしくはないだろう。