ユーロドル下落が続く
武田製薬とシャイアーのM&Aばかりが注目を浴びているが、
そもそも、いつ為替のフローが出てくるのか、
市場の噂では、既に大半が出切っているとの話だが、
そうした中、ユーロドルが安値を更新してきた。
特に海外からの受注が減少したとのことだが、
唯一納得できる理由を見つけ出すとすれば、
もしそうであれば、簡単に独・欧州経済は復活しない。
ドル上昇トレンドは意外に長続きするかも知れない。
米国株の動きに注意
バフェット氏がアップル株を買い増したとの報道が、
米国株はきれいな三角持ち合い状になっており、
遅行指標とはいえ、VIX指数も低下しており、
現状レベルでも決して割高とは言えない状況になりつつある。
もし米国株が三角持ち合いを上抜けした場合、
依然として、ガンドラック氏を始め、
アルゼンチンの状況や、
米雇用統計待ち
本日最大のイベントは米雇用統計。
数年前の動きと違い、
しかし、注目イベントであることには変わりはない。
最近の米経済は、インフレに関しては高まっているが、
価格上昇が需要を少し抑えている面があるとの指摘もあるが、
普通数字であれば、このところの欧州の数字が弱いので、
ユーロドルの続落に注意か。
パウエル新FRB議長を待つ
本日はイベントが2つ。
英中銀利上げと、パウエル新FRB議長指名である。
どちらも確定しているわけではないが、ほぼ確定と言って良いぐらいだろう。
英利上げは、ほぼ織り込み済みなので、利上げ後はポンド売りになることが予想されるが、10年ぶりの利上げをそれなりに評価するプレーヤーも出てくるかもしれない。
パウエル氏であれば無風との予想だが、株価は上がるだろう。
株上昇、リスクオン的な流れが予想される。
今日は注目だ。